英語らしく書く

日本人が英語で書いたブログを見ていて時々思うのだが、
ネイティブだったらきっとこんな風には書かないだろうな、
という文章を書く人が結構多い。

例えば「この動詞はこの場面では使わないよね」とか、
「ここはこっちを主語にした方がいいよね」とか、
「この文章だと能動態の方がいいよね」とか、
「前置詞をうまく使えばもっといい表現になるのに」
と いった具合にいろいろ気づくのだ。

そう言っている私自身、人の書いた文章を「あーだ、こーだ」と言えるほど
作文がうまいというわけでもないのだが。

だけど私のレベルですらそのように感じるのだから、ネイティブの目には
どのように映ることやら…といった感じがする。

英作文に役立つような

最終的な目標は、どこが日本語英語なのかを判断する力を身につけることだとして、
手っ取り早く力をつける方法はないでしょうか。

まず、例文の暗唱は効果があると思う。
「英作文の極意は英借文」などという言葉もあるようだし、良い英文を自分の頭の
なかにストックしておくことは効果があるはずだ。

これの他に、英文を書き写すというトレーニングも効果的だと思う。

英文を書き写すという行為は、丁寧に英文を読まないと出来ないものだから、
前置詞の使い方とか、主語の選び方とか、動詞の使い方とか、大変勉強になった。
ただ、実際に英作文に活かすということなら、もっと簡単な文章の方が応用が利きやすいだろうね。
基本的な単語は使い回しがきくものだから。
ペンギンブックスなどのグレードリーダーはいかがか?

さらに、もう一つ挙げると、基本的な単語を掘り下げて勉強してみるのがいいの
ではないだろうか。特に、多義語の動詞の使い方は注目に値するものだ。
いわゆる、グレードリーダーが制限された語数で書かれた本なのに表現が豊か
に感じられるのは、多義語の動詞を上手に使っているからと言う理由もあるのだと思う。
まあこれも、グレードリーダーを書き写すと身に付くものかもしれない。


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最終更新日:2023/12/4